返事は今

お昼をちょっと過ぎた頃、ケータイに着信。相手はもちろん、彼女です。
パンダ「もしもし、PRIさん。今、大丈夫?」
PRI「うん、自宅でくつろいでる。お昼はまだ食べてないけど」
パンダ「そう。昨日のメール、後で読み返してみると、私の都合ばかり書いてて、今はPRIさんに申しわけない気がしてる…。無理は言わない、ダメならダメでいいの。時間かけて考えたら答えが変わる話じゃないでしょ。返事は今もらえない?」
PRI「分かった、ごめん。今月は難しい。買い物しちゃってて、申しわけないけど余裕がないんだ」
パンダ「ううん、最初に決めたこと破って謝るべきなのはこっちだもの。本当にごめんなさい。ところで、来月頭の土日は逢ってくれる?」
PRI「うん、そっちは予定通りでいいよ」
パンダ「良かったあ。こないだ事務所でもらった温泉の本持って行くね。PRIさんと行きたいなあって思った、いいところがあるの」
PRI「嬉しいな、ありがとう」
そう、ぐだぐた言っても仕方ないんです。今、お金を出しにくいのは、単純に僕のチカラ不足。そして、少々蓄えを切り崩せば…と考えることは、お互い不幸な結末へと至ります。身分相応という言葉がありますけど、こういった交際も、自分の能力に合った範囲でお付き合いすべきです。もしも、お断りすることで付き合いが醒めるような関係ならば、キズが深くならない今のうちに関係を解く方が、まだマシです。