ルール破り

仕事中、パンダちゃんからケータイ着信するが、タイミング的に出られず。しばらくして、重い内容のメールが届く。原文まんまを避ける都合上、対話形式に書き換えてみます。
PRI「昨日もありがとう。とても楽しかった」
パンダ「私も本当に、PRIさんと一緒に居られるときが凄く癒されるよ。最近、体調悪かったんだけど、なぜか、昨日は胃の痛みもなく、精神的にも安定してる。PRIさんのおかげで体調も凄く良くなったみたい」
PRI「お酒、カラダに悪くなかったかな?」
パンダ「ううん、梅ワインの限定版、とっても美味しくって良い方に効いたみたい」
PRI「それは良かった」
パンダ「ところで、PRIさんにお願いかつご相談があるんだけど…。昨日話したとおり、今は私にとって凄く苦しい時期で、事実、平日は何が起こるかわからない状況なの。なかなか自分の時間がとれない現状で、仕事を減らしてしまっていて…」
PRI「金銭的なこと?」
パンダ「ええ。なので、今月だけもう一度お逢いして、助けてほしいの。私もなんとか早くこの件は解決してしまいたいので全力で集中して頑張ろうと思ってる。精神的にかなりきていて、まして長期戦になると体力的にも自信ないから…」
PRI「……」
パンダ「もし、例の件が年内中に解決できれば、PRIさんと年内中に一緒に泊まりで温泉にでも行きたい。私もその楽しみを励みに全力で頑張るよ。PRIさんとはこれからもっと親交深めて行きたいし、なぜか会えば会うほどPRIさんに情が芽生えてきてて、もう離れられないぐらい。PRIさんと居られる時間が貴重になっていて、なんていうか、PRIさんに、どんどんのめり込んでいるんだから…!」
彼女の僕への思いは、どこまで真実なのか。僕は、彼女をどこまで信じられるのか。暗雲の中、ひとつの判断を必要とする時期が迫ってきました。
逢う回数を1回増やし、その分援助してあげるくらい、それほど大したことではないと思われるかも知れません。確かに、その程度の額を捻出することはできます。しかし、お礼の額と月あたりの回数は、お互い納得して決めたルールなのです。一度破れたルールは、なし崩し的に壊れ、お付き合いも破綻してしまう。これは、僕が今まで痛みをもって経験し学んだ定理でもあります。