快楽の質

さて、肝心のエッチの方ですが、今回も一回だけで満足してしまいました。バスルームでいちゃいちゃし始めてからベッドでフィニッシュするまで二時間以上費やす超スローテンポで、強引な行為の運びは一切なし。気心が知れてきた安心感もあるんでしょうけど、抱いて僕が触りたいとこ触ってるだけでも彼女はすごく感じてくれるのがイイです。容姿、声、肌質、香り、味と、まさに五感でどこをみても素晴らしい女のコなので、彼女を愛撫することが僕自身にとっても感激に浸ってしまう快楽なんですな。
そして、予想していた通り、挿入後の行為は慣れないと難しい相手で、ようやくカラダの反応が本物になってきたのを実感しました。スリムなモデルちゃん系の場合、全身愛撫の反応は敏感なんですが、下半身の筋力がさほどないためか、返してくるつかみというか、アソコでこっちのモノを攻める反応には乏しいと、一般的に言われているようです。実際、彼女と最初にしたエッチも、そんな感じでした。でも、今の彼女はそんな定説どこへやらで、正上位でしてると、アソコがまるで手のように、入れた僕自身をグッとつかんできます。
お尻の脂肪層が薄い女のコの場合、正上位だとクッション的働きが弱いので、腰のストロークに弾力的な反応が得られず、お互いリズムをとるのが難しい面もあるんだと思うんです。それと彼女自身の談によると、今まで経験したオトコは、勝手にガーッと高速で腰振って一方的にイッてしまうタイプばっかりだったとのこと。回数の経験はあっても質の経験は乏しいようです。そりゃまあ、こんな素晴らしい女のコを相手にしたら、たいていのオトコは自暴状態に陥ってしまって無理ないでしょう。僕も正直、十分な会話を交わしてうち解けてなかったら、たぶんひとたまりもなく彼女のオーラに呑まれて制御不能状態になったと思います。
オトコにとって、アソコでつかんでくれる快楽の素晴らしさは、何と言っても、フィニッシュするときの刺激の強烈さと時間の長さでしょう。一気にドーッと出てしまうんじゃなく、小刻みな締め付けの抵抗を受けながら、振り絞るように時間をかけて出す気持ち良さ。抵抗受けてるだけでも無抵抗フィニッシュの何倍もイイのに、それが蛇口を絞られて何十秒も持続するわけなので、ほんと、とてつもない絶頂感の深さです。この絞られる感じは、手じゃ絶対に無理で、得体の知れない軟体動物的なアソコ自身じゃないと味わえない、挿入エッチならではのものです。
一応、エッチして飲み物とって一休みの後、第二ラウンドのチャレンジよろしく、ベッドで抱き合ったりいちゃいちゃしたんですが、入れてフィニッシュしなくてもここまでで十分いいなって感じで、会話半分、愛撫半分の、これはこれで楽しい時間を過ごしました。