接客のプロ

オキニの美容師さんが本日出勤とのことで、仕事を早めに切り上げ、帰りに寄ってみる。と、こう書くと、さぞかし若くて美人の美容師さんと思われるでしょうが、残念ながら、いい歳したおっさん美容師なんですよ(笑)。
女性の美容師さんも、もちろん、良い人はいますけど、一番肝心なのは、オトコの視点で眺められるかどうかだと思うんですね。僕の場合、髪型はそれなり、きわどい感じを狙ってます。オンナの目はある意味どうでも良くって、仕事に差し障りがない程度に収まるかどうかが重要なのです。女性の美容師さんだと、このあたりの加減に自信が持てないらしく、きわどい感じをお願いしても、安全なあたりに落ち着いてしまうんですな。
感性の確かさはもちろんですが、こちらの希望をどこまで読み取ってくれるかも重要です。オキニの美容師さんは、伝えたことの120%以上で確実に返してくれるので、仕上がりを見る段階はいつもワクワクもの。たまに長さとかの指示をミスって伝えても、いきなり、それはよろしくないとか言いません。こんな感じになるけどどう?って見せて、判断して決めるのはあなたですよ、と納得させる流れも巧いです。
さて、フーゾクも接客業の視点に立つと、このあたりは同じじゃないか?と思うわけです。こんなことしたい、と思っている客の希望を読みとり、その120%以上の内容で返してあげる。ヘンな要求には、客自身が納得する形で、より良い選択をさせてあげる。個人の嗜好の領域は難しいですが、意外と自分の真の嗜好を知らずに遊んでいるのが、われわれオトコというものじゃないですかね。