いろいろあるさ

パンダ「今日のホテル、最悪! どうしてあんな臭いお風呂だったのかなあ?」
PRI「古いからじゃない? シャワーのお湯そのもの臭ってたから、屋上の貯水タンクに藻が生えてたりして…」
パンダ「部屋の配置も落ち着かなかったね」
PRI「うん、ソファのすぐ横に通路があるのは良くないなあ。視界の前方がひらけてたら開放感があるんだけど、横や後方だと不安感になっちゃうね。それと、天井が低いのも、僕ら背の高い者には圧迫感だな」
パンダ「そうだね、最近のホテルはもっと天井高いよね」
PRI「その代わり、空調は良かったけどね。天井の高い部屋は、温度ムラが出やすいんだよ。それにしても、照明の明るさが足りないとか、総鏡張りとか、明らかに昔風の作りだったよなあ」
パンダ「いつものとこ満室だったから仕方ないけど、ほんと、ホテル選びは重要だね」
PRI「うん、ひとつ勉強になったね(笑)。最初が満室で、次に行った同系列の二番目も満室で、さらに系列だって案内された三番目が大外れ…。ホテルの系列案内はアテにならないな」
パンダ「次はよく調べて入ろうよ」
PRI「そうだね。やっぱり、ネット対応は必須だな。フロントで聞くようにしよう。今日入ったとこは、PHS電波まで届かなかったから、孤立した気分になっちゃった」
パンダ「ケータイはバリ3で入ってたんだけどね」
PRI「PHSは電波の種類が違うから、こういうことってよくあるよ」
パンダ「ところでスタンプカード、どれくらい溜まった?」
PRI「今日で6つ目。前回、5つ目でKENZOのハンカチもらったでしょ?」
パンダ「そうだった、ありがとう! 代わりでPRIさんにあげようと持ってきたんだけど…、これ」
PRI「ん? お、いいじゃん、ありがとう!」
パンダ「貰い物だけどね(笑)。男モノの柄だから…」
居酒屋で向かいに見る彼女の姿は、前回よりちょっぴり体調が戻った様子です。彼女を取り巻く重い状況は相変わらずなのですが、前へと進む行動を採れる今は、まだ気持ち的に楽なのかも知れません。